提言「デジタル化でつながる中小企業の未来」を、経済産業省・野原商務情報政策局長に手交しました

提言「デジタル化でつながる中小企業の未来」を公表 ~地域やサプライチェーン等で連携していく中小企業のデジタル化推進を目指して~、2024年3月 経済産業省策定:「DX支援ガイダンス:デジタル化から始める中堅・中小企業等の伴走支援アプローチ」 

日本商工会議所の岩本デジタル化推進専門委員長(()NTTデータグループ相談役)は、4月24日(水)、経済産業省の野原商務情報政策局長を訪問し、提言「デジタル化でつながる中小企業の未来」を手交しました。

 岩本委員長から、提言の考え方や概要、および地域の中小企業のデジタル化はまだ遅れており、経営者の意識改革が重要であること、デジタル化を推進する人材が不足している実態などを説明。「高度デジタル人材」を企業間でシェアできる仕組みづくりや、伴走支援人材の確保など様々な働きかけが必要と主張しました。

 これを受け野原商務情報政策局長からは、「今回の提言は、経済産業省が3月末に策定・公表した『DX支援ガイダンス
 内容と同じ方向を向いている。ご提案の点も含め、引き続き商工会議所と連携し、デジタル化を進めやすい環境整備に一層取り組んでまいりたい。デジタル化に成功した身近な事例の展開などで、経営者の意識改革を促していきたい」「商工会議所はデジタル化に取り組む中小企業の最初の接点となり、適切な専門家へつなぐ役割を担っている。他の支援機関と連携し、引き続き地域の中小企業のデジタル化を推進していただきたい」との発言がありました。

 日本商工会議所は、今後も中小企業のデジタル化推進に取り組んでまいります。

経済産業省・野原商務情報政策局長(写真:右)に提言を手交する岩本デジタル化推進専門委員長(写真:左)