「中小企業等の成長資金調達の多様化に向けた提言~未上場株式や新事業への投資環境整備を~」の公表について

 日本商工会議所(小林 健 会頭)は、このたび標記提言書を別添のとおり決議しましたので、お知らせします。

 本提言は、各地における資金循環の拡大を通じ、地方経済の活性化を目指すことを趣旨としています。地域の事業者が、成長資金を投資余力のある人々から集めて活用できるよう、投資型クラウドファンディングの市場拡大や、「未上場企業」の株式に関する発行・流通市場の整備など、地域におけるエクイティファイナンス等の健全な発展のために必要な施策について意見・要望するものです。

 成長資金調達の多様化を実現していくため、今後、金融庁をはじめとする関係各所へ提出し、その実現を働きかけてまいります。

 なお、今回の提言の背景となった当所の「産業・地域共創専門委員会」(委員長:中村 邦晴 東京商工会議所副会頭)において作成したレポート「『共感』が地域に人や資金を呼び込む~課題解決と新たなチャレンジの促進に向けて~」も公開いたしましたので、併せてお知らせいたします。

 提言における国等への主な要望事項は、以下のとおりです。

 

 <主な要望事項>

1.投資家向け情報開示が免除されている「少額公募」の上限額の引上げ

2.投資型クラウドファンディングの抜本的な拡充

3.地域の投資家からのエクイティ調達の活性化

4.未上場企業の株式発行・流通市場の整備

   

<提言書およびレポート本文へのリンク>

(1)提言本文

(2)提言概要版

(3)レポート

(4)レポート概要版

 

以上