新しい就活モデル「逆求人イベント」を開催(札幌商工会議所)

 札幌商工会議所(北海道、安田光春会頭・北洋銀行)は2月12日、学生が自らを企業にアピールする新しい就職活動モデルとして「逆求人イベント」を北海道新聞社交流スペースDO-BOX EASTで開催した。同イベントは、学生が企業のブースに話を聞きに行く従来の企業説明会とは異なり、企業の採用担当者が気になる学生のブースを訪れて、学生の自己PRを聞くというもの。札幌市内の文系学部の大学生12人と15社の採用担当者が参加した。参加した学生は、事前の説明会で自己紹介や自己分析、プレゼンテーション資料の作成などについてキャリアコンサルタントのレクチャーを受けてイベントに臨み、採用担当者らに自分の強みやそれに基づくエピソードなどをプレゼンした。イベントでは、企業と学生の投票によるマッチングを行い、終了後は学生・企業へそれぞれ結果を伝えた。

 参加した学生からは、「(企業へのプレゼンが)自信につながった」「プレゼンの方法やリーダーシップの示し方を学ぶことができた」「普段できない良い経験になった」などの声が上がり、企業からも「面接では分からない学生のパーソナリティーや価値観などを深く知ることができた」と好評を得ている。今回のイベントは、若者への地元企業の認知向上と地元で活躍する学生を育てることを目的に実施した初めての試み。イベントの結果も踏まえ、同所は今後も地元企業と学生をつなぐ取り組みに力を入れていく。

企業側が学生のブースを訪れて話を聞く