訪日外国人旅行者(インバウンド)の来店全くないが43%~インバウンド受入態勢に関するアンケート調査~(福井商工会議所)

 福井商工会議所(八木誠一郎会頭・フクビ化学工業)はこのほど、同所会員企業のうち飲食、小売サービス業などのBtoC事業者639社を対象に実施した「インバウンド受入体制に関するアンケート調査」の結果を公表した。調査期間は、本年7月23日から8月6日で、回答数は107社(回答率は16.7%)だった。

 同調査でインバウンドの来店・来訪頻度を聞くと、「全くない」が43.0%で最も多く、次いで「月に1~2回」が26.2%、「年に1~2回」が15.0%だった。一方、「ほぼ毎日」は11.2%だった。

 業種別では、小売業で「ほぼ毎日」「週に1~2回」という回答はなく、インバウンドの来店はめったにないことが分かった。一方、宿泊・交通関連では、他の業種よりインバウンドの来店頻度が高い結果を得た。

 北陸新幹線延伸後のインバウンド数の変化を聞くと、「増加した」は25%に留まり、7割以上が「変わらない」と回答した。

 このほか、インバウンド対応の取り組み状況やインバウンド受入にあたっての課題・要望などの詳細は、こちら(https://www.fcci.or.jp/files/uploads/2025sep%20(7).pdf)を参照。