鶴岡商工会議所(山形県、上野雅史会頭・荘内銀行)は、このたび、「鶴岡遺産」を認定する事業を創設し、第一弾として9月から「食部門」の対象品目(未来に残したい鶴岡の食)を募集する。今回の募集(推薦の受け付け)は、同地が、風土が育んだ食材、代々受け継がれてきた郷土料理、地域独特の食材を使った加工品などが豊富で、観光資源としての大きな可能性を秘めているとの認識に基づくもの。「食遺産」の例は、寒鱈(かんだら)汁、民田(みんでん)なす、「おきつねはん」(キツネ面の形の干菓子)、庄内砂丘メロンなど。対象は、鶴岡市在住(在勤・在学)者および同市出身者からの推薦に限定され、受け付け期間は9~11月までの3カ月間。2026年1~3月に選考が行われ、6月に認定された食遺産が発表される。
鶴岡遺産は、「市民が選ぶ文化財」というコンセプトで、4つの部門で構成され、今回の「食(伝統野菜・郷土食など)」のほかは、伝統工芸・祭事などの「文化部門」、天然記念物などの「自然部門」、歴史的建造物などの「建物部門」がある。
詳しくは、https://www.tsuruoka-heritage.jp/を参照。
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