一般社団法人発明推進協会は、“うちには知財なんてない”と思っている経営者と、それを支援したい弁理士のための知財経営セミナーを開催します。
本セミナーでは、なぜ今「知財経営」なのかを丁寧に解説しながら、“うちには知財なんてない”と思い込んでいる企業に眠っている、「見えない強み(=知財のタネ)」をどう見つけ出し、生かすのかを具体的に紹介します。このような強みの抽出には、「質問の仕方」が大きく影響します。本セミナーでは、経営者自身の気づきを促す問いかけの工夫や、弁理士が伴走支援で果たせる役割についても、実例を交えて取り上げます。さらに、行政による知財経営支援サービス(IPAS、知財経営支援モデル地域創出事業等)についてもわかりやすく紹介します。経営と知財をどう結びつけるか ── “支援される側”にも“支援する側”にも、多くのヒントが詰まった内容です。
ご興味ご関心のある方は是非ご参加ください。
◆◇◆◇プログラム◇◆◇◆◇◆◇
1.今なぜ「知財経営」なのか?
・なぜ知財は後回しなのか?
重要だけど僅々の課題ではない
・中小企業でも必要?
「勝つため」ではなく、「生き残るため」に必要な時代
・知財経営とは何か?
経営の中に知財戦略を織り込む
知財の確保にとどまらずに活用までをイメージできる?
・環境の整備
知財金融・AI環境など
2.そもそも自社に知財はあるのか?
・うちにも知財あるの?
知財は「目に見えない強み」:技術、設計、製造ノウハウ、営業手法、
顧客対応力 etc・眠っている「強み」に気づかすための質問の仕方
・スタートアップにとっての知財
どのタイミングで、何を、どこまでやるか?
3.具体的にどう始める?
・強みの抽出方法
バリューチェーン分解
製造工程の洗い出し
部門横断のヒアリング
・強みを生かす=知財と事業を融合させる
4.事例
・中小の場合は、競合他社以外へ影響を与えられれば製造業から
“メンテ業”へ転換した事例
販売から“アフターで稼ぐ”ビジネスモデルへ
・弁理士の活用法
弁理士による強みの抽出は何が違う
5.行政・支援制度をフル活用しよう
・関西における主な支援策
・INPIT加速度支援事業
神戸市知財経営支援モデル地域創出事業
関西知財活用支援プラットフォーム事業
関西版スタートアップ知財アクセラレーションプログラム(KIPAS)
弁理士知財キャラバン関西
・支援活動から見えたもの
◆開催日時
令和7年9月17日(水) 14:00~16:30 途中休憩あり
◆受講料
知的財産情報メンバーズ:5,000円
発明推進協会、各地域の発明協会会員:8,500円
一般:10,000円
◆開催場所
オンライン(Zoom)
◆お問い合わせ
一般社団法人発明推進協会 経済産業研修会 問い合わせフォーム(発明推進協会HP)
https://www.jiii.or.jp/html/kensyukai/kenshukai.html
【本件担当】
日本商工会議所 産業政策第一部 郷・松岡
TEL:03-3283-7630、E-mail:sangyo1@jcci.or.jp
商工会議所検索
商工会議所検索
商工会議所は、全国の515地域にあります。
支援事業・サービスを利用するには
お近くの各地商工会議所までご相談ください。
- ※日本商工会議所は各地商工会議所を会員として組織された団体です。