「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業の優良事例集」を作成(観光庁)

 観光庁はこのほど、「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業の優良事例集」を作成した。同庁は、観光立国復活のために必要な「高付加価値で持続可能な観光地づくり」を後押しする取り組みを、2021年度から24年度まで実施。観光地経営のマスタープランとなる地域計画の構築・磨き上げ、宿泊・観光施設の改修、廃屋の撤去、面的DX化など地域・産業の「稼ぐ力」を回復・強化するための取り組みを補助金と専門家の伴走で支援してきた。事例集では、この支援事業の概要や観光地経営におけるポイントと課題を説明するとともに、地域一帯となった観光地経営の優良事例として、阿寒湖温泉(アイヌ文化を生かしたまちづくり)、修善寺・中伊豆(信用金庫が中心となった体制づくり)など九つの事例を紹介している。

 詳細は、https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics12_00011.htmlを参照。