40歳から59歳の福井県平均賃金は全国平均を上回るも、全年齢区分で東京都平均賃金を下回る(福井県商工会議所連合会)

 福井県商工会議所連合会(八木誠一郎会頭・福井商工会議所会頭・フクビ化学工業)はこのほど、昨年8月から10月にかけて無作為抽出した福井県下の民間企業3000社を対象に郵送で実施した「令和6年度福井県賃金実態調査」の結果を発表した(回答企業数:926社(回答率30.8%))。

 福井県実在勤労者の平均賃金(月額)は、24歳以下の「大学・大学院卒」が225,932円、「短大・専門学校卒」が202,590円、「高校卒」が204,503円となった。

 また、令和5(2023)年の年間賃金並びに賞与を見ると、24歳以下の「大学・大学院卒」は3,002,091円、「短大・専門学校卒」は2,802,176円、「高校卒」は3,042,388円で「高校卒」の年間賃金がもっと高くなった。なお、月額平均賃金を学歴別で比べると「大学・大学院卒」が最も高いことから、月額平均賃金に含まれない超過勤務や休日出勤における手当などにより「高校卒」の年間平均賃金が引き上げられている。

 令和6(2024)年度の初任給は、「大学・大学院卒」が208,742円、「短大・専門学校卒」は193,307円、「高校卒」は182,992円となり、前回(令和4(2022)年度)調査時より、全ての学歴区分において10,000円以上上昇してする結果となった。

 詳細は、こちら(https://www.fcci.or.jp/files/uploads/%E4%BB%A4%E5%92%8C6%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E8%B3%83%E9%87%91%E5%AE%9F%E6%85%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB_%E6%A6%82%E8%A6%81%E7%89%88.pdf)。