津田梅子の功績を伝えるイベント開催(瀬戸商工会議所女性会)

瀬戸商工会議所、瀬戸商工会議所女性会

 瀬戸商工会議所(愛知県、河村誠悟会頭・河村電器産業)女性会(加藤純子会長)は3月9日、「女性教育の先駆者 津田梅子の軌跡」と題したイベントを市内ホールで開催した。津田梅子は19世紀後半にアメリカへ留学し、帰国後に女子英学塾(現在の津田塾大学)を創立するなど、日本の女性の地位向上と教育の機会拡大に大きく貢献。新5千円札の肖像画に選ばれたことで、その功績に改めて注目が集まっている。第1部では、『小説 津田梅子 ハドソン河の約束』の著書・こだまひろこ氏が津田梅子の生涯を分かりやすく講演し、第2部では、クラシックピアノの演奏にのせた朗読により、津田梅子のエピソードが豊かな表現で語られた。会場に集まった240人の参加者は熱心に耳を傾け、終了後には「素晴らしいイベントだった」「前向きな気持ちになる」などの感想が寄せられた。