産業人材育成へ京都産業大学と包括連携協定、定期試験に日商簿記検定を導入(京都商工会議所)

京都商工会議所

 京都商工会議所(京都府、塚本能交会頭・ワコールホールディングス)は11月11日、京都産業大学と包括連携協定を締結した。同協定は、グローバル化やDXなどの進展により、迅速かつ柔軟に対応できる人材の重要性が高まる中、総合大学として多様な人材を輩出してきた京都産業大学と、地域経済の活性化を担う同所が連携し、これからの京都産業を支える人材の育成に協働して取り組むことを目的に締結。主な連携事項として①産業人材の育成・キャリア形成②地域教育・研究の振興③京都企業の人材確保④地域振興・地域経済の活性化⑤その他、目的の達成に必要なこと――の5点を掲げている。

具体的には、日商簿記検定の定期試験への導入を全国に先駆けて実施するほか、附属高校に対する同検定の受験料一部助成を行う。また、府内企業と学生のマッチング支援、同所と同大学との交流促進などにも取り組んでいく。

 詳細は、https://www.kyo.or.jp/kyoto/ac/news_122267.htmlを参照。

 

協定書を掲げる在間敬子学長(左)と堀場厚副会頭