外国人材の家族に向けた日本語教室を市と開催(浜松商工会議所)

浜松商工会議所

 浜松商工会議所(静岡県、斉藤薫会頭・遠州鉄道)と浜松市は7月から、市内の企業で働く外国人材の帯同家族に向けた日本語教室(第1期)を同所で開催している。同市では市内企業で働く外国人材が増加しており、帯同家族も増加。家族が安心して暮らせるよう日本語を学べる環境を整えることで外国人材の定着を図るのが狙いだ。同教室は、週2回(火曜日と木曜日)、9月下旬まで開催し、市内の日本語学校の教諭が生活に必要な日本語を教える。初回は、受講生が日本語レベルのチェックを受けた後、日常で使うあいさつなどを学んだ。受講希望者は勤務する事業所を通じて申し込む形で、費用は商工会議所会員1万円、一般2万円。10月からも教室を開講する予定だ。同所は「外国人を雇用する企業へ周知を図り、活用を促したい」と話している。

講師の説明を聞く受講者