採用目的の理由、5割が欠員補充(横手商工会議所)

 横手商工会議所(秋田県、渡部尚男会頭・渡敬)はこのほど、本年4月の「第44回雇用動向調査」において実施した2023年度下半期(10~3月)の従業員の採用状況に関する結果を公表した(対象事業所:400、回答数:265(回答率:66.3%))。

 本年4月の採用について「採用あり」と回答した事業所は32.1%で、前年同期比で微増。業種別ではサービス業が最も多かった。採用目的を聞くと「欠員補充」と回答した事業所が50.6%で最も多く、次いで人材確保が30.6%あり、合計で8割を超え大きな割合を占めた。採用しなかった理由では「現在が適正規模」が57.5%であった一方、「求人したが採用できず」との回答が26.8%あり全体の4分の1を超えた。

 次年度(2025年度)の従業員採用について「予定している」事業所は37.0%で前年同期比微減。一方「予定していない」事業所は33.6%で前年同期比微増となった。