[新刊紹介]経営の力と伴走支援 「対話と傾聴」が組織を変える(角野然生著、光文社)

 伴走支援とは、企業経営者に対し「対話と傾聴」を通じて寄り添いながら継続的に経営支援を行っていくこと――。このアプローチにより、経営者は本質的な経営課題に気付き、自己変革に取り組み始める。元中小企業庁長官の著者が、東日本大震災による被災事業者の支援活動をはじめとする中小企業支援活動の中で会得し実践した伴走支援の考え方を整理した。中村和彦南山大学教授による伴走支援の組織開発的側面の解説も収録。新書判、946円(税込み)。