事業会社からのスタートアップ創出へ、「ガイダンス」を取りまとめ(経産省)

 経済産業省はこのほど、事業会社が能力・資金面などから自社では事業化できない技術を事業化するために起業家が主導して別の法人(スタートアップ)を創設する「起業家主導型カーブアウト」の考え方や実践方法などを取りまとめた「起業家主導型カーブアウト実践のガイダンス」を公表した。社会課題の解決に資すると期待できる革新的な技術のうち、事業化されず死蔵された技術などを生かし、新産業の創出やイノベーションの実現につなげることが狙い。同ガイダンスでは、事業化の主体として事業会社がスタートアップを創設し、起業家が主導してカーブアウトのプロセスやその後の経営に取り組む手法を提示している。また、自社からのスタートアップ創出に先進的に取り組んでいる事業会社の事例も紹介している。

 詳細は、https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240426003/20240426003.htmlを参照。