「令和5年度 創業融資実績」を公表(日本公庫)

 日本政策金融公庫(日本公庫)は4月25日、「令和5年度 創業融資実績」(創業前および創業後1年以内の企業対象)について、融資先は2万6447先(前年度比103.7%)、融資額は1301億円(同99.8%)となったことを公表した。融資先数の内訳は、「創業前」が1万7724先(前年度比111.6%)、「創業後」は8723先(同90.7%)で、「創業前」の融資先数は3年連続で増加した。「創業前」の融資先数を年齢別に見ると、30代(6335先、前年度比105.7%増)、40代(5962先、同115.8%増)が多い。また全ての年代の融資実績が前年度の融資実績を上回っており、日本公庫は、幅広い層で「創業」を働き方の選択肢の一つとする動きが活発化してきていると分析している。産業別では、特にコロナ禍で厳しい状況が続いていた「飲食店・宿泊業」(4130先、前年度比119.1%増)の融資実績が大きく増加した。

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