~商工会議所が中小企業の脱炭素への取組みの「測る」を支援します!~「商工会議所CO₂見える化サポート(『見えサポ』)」本日よりスタート スタートに合わせ発足式を開催し、中小企業向けツールを提供する3社が解説

日本商工会議所(小林健会頭)は、本日より中小企業のカーボンニュートラル推進ワーキンググループ(座長:北沢利文特別顧問・東京海上日動火災保険㈱相談役)において、会員事業者向け温室効果ガス排出量見える化ツール導入支援サービス「商工会議所CO₂見える化サポート(略称:『見えサポ』)」を開始します。事業を開始するにあたり、本日、提携事業者との発足式を開催いたしました。

『見えサポ』は、省エネ・脱炭素に向けた取組みの3つのステップ「知る」「測る」「減らす」のうち、「測る」=企業の電力・ガス等のエネルギー使用量からCO₂等の温室効果ガスの排出量を計測・把握すること、すなわち「見える化」をサポートします。具体的には、下図のとおり、日本商工会議所が、中小企業向けの見える化ツールの提供で実績を有する民間事業者3社(アスエネ㈱、e-dash㈱、㈱ゼロボード)と包括提携を行い、各地商工会議所から会員事業者に対して3社のツール導入を支援します。
 日本商工会議所では、従来から提供しているEXCELツール「CO₂チェックシート」(※)の活用推進に加え、全国515の各地商工会議所とともに、3社のご協力を得ながら、「測る」を一層支援し、中小企業の脱炭素・カーボンニュートラルの取組みを後押ししてまいります。
※日本商工会議所が提供するEXCEL版の「見える化」ツール。以下Webページより無料でダウンロード可能。
 「日商エネルギー・環境ナビ」→「CO₂チェックシート」 https://eco.jcci.or.jp/checksheet

【見える化ツール提供3社について】(50音順で掲載) 各社の概要・ツールの詳細は各社ホームページをご参照ください。

【商工会議所CO₂見える化サポート発足式 実施概要】

左から順に日商 北沢特別顧問/座長、アスエネ 間瀬CFO、e-dash 山崎社長、ゼロボード 渡慶次社長、日商 荒井理事・事務局長

発足式では、冒頭、北沢座長から「CO2チェックシートのダウンロード数が累計で約5千に迫り、中小企業の脱炭素の取組も少しずつ進展している一方で、2050年カーボンニュートラル実現に向けては、課題が山積している状況である」との認識を示し、「見えサポ」実施の背景や事業への期待について述べました。続いて、3社の各代表から、「見えサポ」開始に向けた抱負や自社サービスの特徴などについてご発言いただきました。

その後、意見交換に移り、中小企業の脱炭素への意識の浸透をどのように図っていくか、具体的にCO2排出量の削減をどのように支援していくかなど、意見交換を行いました。

【意見交換の様子】
【各担当者も揃って記念撮影】

 

■実施日時:2024年4月5日(金)1315 1345
■実施会場:東京商工会議所会議室
■当日出席者:
(ツール提供民間事業者 50音順)
アスエネ株式会社 執行役員CFO 間瀬 裕介 氏
e-dash株式会社 代表取締役社長 山崎 冬馬 氏
株式会社ゼロボード 代表取締役 渡慶次 道隆 氏
 
(日本商工会議所)
特別顧問 / 中小企業のカーボンニュートラル推進ワーキンググループ座長 北沢 利文
理事・事務局長 荒井 恒一

■内容:
1.日商 北沢特別顧問 / 座長 挨拶
2.見える化ツール提供民間事業者3社 発言
3.意見交換
4.写真撮影