日商会頭、令和6年能登半島地震被災地(輪島市、珠洲市、七尾市)を訪問

 日本商工会議所の小林会頭は3月15日、令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島、珠洲、七尾の3商工会議所を訪問した。
 各商工会議所において、それぞれの会頭等の幹部との意見交換や市内視察を通じて、日々変わりゆく現地の被災状況とニーズ等を確認。小林会頭からは、生活再建ステージにある輪島、珠洲の両商工会議所に対しては、「皆さんの課題や要望を持ち帰り、しっかりと発信する。資金面、人材面など、必要なことは全面的に支援する。我々は常に皆さんと共にある」、また、事業再開ステージに入りつつある七尾商工会議所に対しては、「ピンチをチャンスと捉えて、新しいまちづくりに取り組んでいただきたい。日商としても支援していく」と、全国の商工会議所が総力を挙げて支援を継続していく決意を改めて伝達した。
 また、石川県が能登空港に開設している「能登事業者支援センター」も訪問。被災事業者の相談対応のため、全国の商工会議所から応援出張として派遣されている経営指導員等を激励した。

輪島会頭・副会頭からのヒアリング
輪島の観光名所であった朝市通り
珠洲会頭からのヒアリング
多くの家屋が倒壊した市内
七尾会頭からのヒアリング
市内の商店街の様子
応援出張者を激励する小林会頭