能登半島地震からの再建に向けた現地ヒアリングを実施 ~日本商工会議所による輪島、珠洲、七尾商工会議所訪問~

 日本商工会議所は2月8日に、石川県商工会議所連合会とともに、能登半島地震で甚大な被災を受けた、石川県の輪島商工会議所、珠洲商工会議所、七尾商工会議所を被災に係るお見舞い訪問とあわせて、日々変わりゆく現地被災状況とニーズのヒアリングを行った。

 

上下水道などの生活インフラ整備の進捗状況に伴い、生活再建から事業再開へと移行するステージに違いが生じており、輪島の大火、珠洲の津波、七尾の激震による建物の全壊や消滅など、主要な被災要因毎の復旧・復興アプローチが必要であることが分かった。

日本商工会議所から、現在の政府施策の情報提供を行うとともに、現場ニーズに即した、国や県、市への新たな要望や今後の商工会議所運営や相談機能の回復等に関する意見交換を行った。

日本商工会議所としては、度重なる災害により心が折れかかっている事業者の現状に改めて触れ、重点化すべき支援策等への多くの示唆を得た訪問となった。

今後更に全国515商工会議所や連合会、青年部、女性会と緊密に連携して、能登半島地震からの復旧・復興を総力を挙げて取り組んでまいる所存である。

 

訪問日:2024年2月8日(木)

訪問先:輪島商工会議所、珠洲商工会議所、七尾商工会議所

訪問者:日本商工会議所(荒井理事・事務局長、山内中小企業振興部長、関口情報化推進部副主査)

    石川県商工会議所連合会(金沢商工会議所 竹田総務企画部次長)