「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」の公表(総務省および経済産業省)

総務省および経済産業省は4月19日、「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」を公表した。本ガイドラインは、わが国におけるAIガバナンスの統一的な指針を示すことで、イノベーションの促進とリスクの緩和を両立する枠組みを関係者と連携しながら共創していくことを目的とし、一般的なAIを含む、想定され得るすべてのAIシステム・サービスを広範に対象としている。

ガイドラインの本編では、AIのライフサイクルにおける具体的な役割を考慮し、AIの事業活動を担う立場として、「AI開発者」、「AI提供者」、「AI利用者」の3つに大別。事業者がAIを安全安心に活用し、AIの便益を最大化するために重要な「どのような社会を目指すのか(基本理念=why)」や「どのような取組を行うか(指針=what)」 が示されている。ガイドラインの別添では、本編の解説だけでなく、事業者を具体的な行動へつなげることを想定して「どのようなアプローチで取り組むか(実践=how)」 が示されている。

詳細は、下記を参照。

総務省の報道発表

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu20_02000001_00010.html 

経済産業省の報道発表

https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240419004/20240419004.html