ステップ1 輸出産品のHSコードを確認する
特定原産地証明書発給申請前に確認しておくべき事項
協定により、使用するHSコードが異なります。
2002年版 | 日メキシコ、日マレーシア、日チリ、日ブルネイ、日フィリピン協定 |
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2007年版 | 日スイス、日ベトナム、日インド、日ペルー協定 |
2012年版 | 日オーストラリア、日モンゴル協定 |
2017年版 | 日タイ、日インドネシア、日アセアン協定 |
2022年版 | RCEP協定 |
HSコードとは
「商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約」に基づいて品目毎に定められているコードで、「関税分類番号」とも呼ばれます。
「類(=上2桁)」、「項(=上4桁)」および「号(=上6桁)」にそれ以下の「統計細分(=下3桁)」を加えた番号から成っています。
「号(=上6桁)」までは、世界共通ですが、それ以下の「統計細分」は、その桁数も含め国毎に定められます。
【HS番号のイメージ】
ステップ1 輸出産品のHSコードを確認する
特定原産地証明書に記載するHSコードは、輸入相手国の6桁のHSコードです。
HSコードは、輸入者を通じて輸入国税関に確認いただくか日本国内の最寄りの税関にお問い合わせください。
号(=上6桁)までは世界共通ですが、統計細分(=下3桁)が輸入国に存在するかは<ステップ3>の「譲許表」等で確認してください。
注意点
日スイス、日ベトナム、日インド、日ペルー協定ではHS2007年版、日オーストラリア、日モンゴル協定ではHS2012年版、日タイ、日インドネシア、日アセアン協定ではHS2017年版、RCEP協定ではHS2022年版、それ以外の協定ではHS2002年版を使用します。
<参考リンク先>
注意点
ただし、日本と輸入国でどのHSコードを適用するか判断が異なる場合がありますので、必ず輸入者を通じて輸入国税関に確認することを推奨します。