（意見交換会の様子）

 

　日本商工会議所労働専門委員会・多様な人材活躍専門委員会および東京商工会議所労働委員会・多様な人材活躍委員会は12月26日、厚生労働省幹部との意見交換会を開催し、「求められる『少数精鋭の成長モデル』への自己変革（これからの労働政策に関する懇談会中間レポート）」の説明、および「雇用・労働政策に関する重点要望」ならびに「多様な人材の活躍に関する重点要望」の実現に向け、意見交換を行った。

 

　厚生労働省から「労働政策の現状と方向性について」の施策説明があった後、「中小企業が目指すべき姿、３つのチャレンジ」「徹底した省力化への支援（業務効率化・生産性向上への取組支援）」「徹底した育成への支援（企業内の教育訓練・人材育成強化に資する支援）」「中小企業の賃上げ原資確保に向けた取引適正化の推進、最低賃金」「女性・シニアの活躍推進」「外国人材・障害者の活躍推進」の６点について、意見交換を行った。

 

　閉会にあたり田中誠二厚生労働審議官からは、「今回まとめられたレポートでは労働力供給制約に対する危機感を共有しながら、前向きにこの危機を乗り越えていかれようとする強い気持ちに溢れたレポートになっている。労働力供給制約に適切に対応するために、政府・厚生労働省では、構造的賃上げの推進を中核としながら、そのために必要な労働市場改革、働き方改革を、各種助成支援策なども組み合わせながら推進している。これらの改革には労使と政府が効果的に連動・連携することが必要であり、中央・地方それぞれのレベルでの課題の共有や連携・協力がますます必要となるため、いただいたご意見を今後の政策推進に活かしていきたい。」などの発言があった。

 

〇求められる「少数精鋭の成長モデル」への自己変革（これからの労働政策に関する懇談会中間レポート）について

〇雇用・労働政策に関する重点要望について

〇多様な人材の活躍に関する重点要望について

 

中小企業関連情報：http://www.jcci.or.jp/sme/

雇用・労働：http://www.jcci.or.jp/sme/labor/

日商AB（厚生労働省）：https://ab.jcci.or.jp/tag/66/