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「2050年カーボンニュートラル実現に向けたクリーンエネルギー戦略に対する意見」を公表

 日本商工会議所は5月12日、「2050年カーボンニュートラル実現に向けたクリーンエネルギー戦略に対する意見」を取りまとめました。

 

 本意見書は、現在政府方で策定が進められている「クリーンエネルギー戦略」に関し、エネルギーの安全保障・安定供給、カーボンニュートラル関連の技術開発とそのコスト負担、および、地域社会と中小企業による取組支援などについて、当所の考えをとりまとめたものです。

本意見書での主な要望事項は以下のとおりです。

 

 

はじめに

 ~エネルギーの安全保障と量・価格両面での安定供給を図りつつ、カーボンニュートラルへの挑戦を加速し、わが国経済の長期停滞からの脱出と新たな成長のエンジンとするために~

 

Ⅰ.カーボンニュートラル移行期におけるエネルギー安全保障と安定供給の確保を

1.原油・LNGの安定供給確保

2.原子力発電の位置づけ明確化と早期再稼働

3.電力の安定供給を支える送配電網の増強、蓄電設備など変動吸収システムの整備

4.自立・分散型エネルギーシステムによるレジリエンス強化

 

Ⅱ.カーボンニュートラル関連技術の開発・実装・普及を加速し、新たな成長エンジンに

 1.成長が期待されるカーボンニュートラル関連技術に対する支援の大胆な拡充と重点化

 2.個別のカーボンニュートラル関連技術に関する期待と要望

  (1)水素・アンモニア

  (2)CCUS・メタネーション

  (3)洋上風力発電(浮体式)

  (4)原子力発電(革新炉)

 3.コスト負担とカーボンプライシングに関する議論の推進

 

Ⅲ.地域社会と中小企業によるカーボンニュートラル挑戦への支援拡充を

 1.地域脱炭素の取組み推進 ~地域自らが「賢く」考え、「優しく」変えていく~

 2.中小企業のカーボンニュートラル推進 ~「知る・測る・減らす」の支援を~

 3.商工会議所が果たす役割

 

 

意見書全文は以下のとおり。

 2050年カーボンニュートラル実現に向けたクリーンエネルギー戦略に対する意見(概要)【PDF】

 ○2050年カーボンニュートラル実現に向けたクリーンエネルギー戦略に対する意見(本文)【PDF】