第3次補正予算が成立し、先の緊急経済対策を実行する財政面の裏付けが 整ったことを歓迎する。景気はまだ決して予断を許さない状況が続いており 、この上は、早急に真水の浸透を図るべく、必要な措置を速やかに講じても らいたい。
 なお、中小企業金融安定化特別保証制度については、中小企業の貸し渋り 対策という制度の趣旨が徹底され、適正な運用が行われるようあらためて注 文しておきたい。
 次の課題は税制改革である。所得税・法人税の減税を速やかに決定するこ とが最も重要である。特に法人税率については、中小企業の経営体質・競争 力の強化の観点から、中小企業に対する軽減税率の引き下げについても最大 限の配慮を望みたい。税制全体が力強く景気を支える仕組みを構築すべきで ある。
 また、この第3次補正予算の成立により本年度予算が拡充されたので、来 年度の予算編成にあたっては、財政出動の規模や流れに著しい落差が生じな いよう配慮してもらいたい。


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