日本版ビッグバンの始動により、金融機関の業務に垣根がなくなっていく中で、長期金融機関の役割も大きく変質せざるを得ず、今回の吸収合併は両行の生き残りをかけた決断だと思う。
 わが国の景気低迷も、根本的には不良債権の処理が遅々として進まないところに大きな原因がある。長銀の問題は、今後設立が予定されている公的受け皿銀行や共同債権買取機構等に不良債権を譲渡することが前提となるだろうが、いずれにしても、この合併が、今後の不良債権処理、金融システムの安定に向けた第一歩となることを期待するとともに、山積する懸案事項の解決に向け、政府としては今後とも強い決意をもって取り組んでもらいたい。


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