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06.12.08 道路特定財源見直しの閣議決定に対するコメント
 
 わが国の幹線道路網の整備はまだ終わっていないと考えており、特に真に必要な道路については、国の責任において整備を進めるべきと主張してきた。今回、「真に必要な道路整備」を計画的に進めるとされたことを評価したい。
 地域によっては、主要幹線道路の未開通部分が残され、また幹線道路が相互に結節していないために、幹線道路網(ネットワーク)としての機能が十分に発揮されないことによって、地域間に不公平な格差が生じている現状を放置すべきではないと考えていた。
 今回の決定により、来年度中に道路整備の姿を示した中期計画が作成されるとのことだが、その中にわれわれの要望を取り込んでもらうよう期待している。
 いずれにせよ、法改正により、道路特定財源は一般財源化するとの見通しが示されたが、真に必要な道路整備については国の責任で早急に取り組むべきである。そもそもシーリングの対象とすべきではなく、何らかの方策を検討していただきたい。
以 上
 
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