一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会、特定非営利活動法人ITコーディネータ協会など5団体でつくる「クラウド実践大賞実行委員会」は12月18日、クラウドを活用した新しい経営スタイルや働き方、価値の創造、DX推進に挑戦する企業や団体を表彰するコンテスト「全国クラウド実践大賞2023全国大会」を開催し、受賞者を決定した。同表彰は2019年にスタートし、これまでに300社以上の企業・団体が参加。企業部門・支援機関部門の2部門があり、今回は全国6ブロックの地方大会を勝ち抜いた上位企業・団体8社が登壇して自社のクラウド実践事例のプレゼンテーションを行った。

　企業部門の大賞は、無料のクラウドサービスを中心にDXを進め、生産性向上、長時間労働の是正、収益構造の変革などを実現し、他社のDX支援も開始した株式会社TSグループ（鹿児島県）が受賞。支援部門では、公的機関などが実施した優れた支援プログラムに贈られる「支援プログラム賞」を、浜松商工会議所（静岡県）が受賞した。浜松商工会議所は、22年度から地域中小企業のDX推進のため「DX経営塾」を開催。この取り組みが、経営者の意識改革やDXの普及促進に対する貢献が高いとして高く評価された。

　詳細は、https://cloudinitiative.jp/news/2023cc_zenkokuを参照。

　

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