環境省は11月27日、“環境と社会によい暮らし”を支える地道な取り組みを表彰する「第11回グッドライフアワード」の環境大臣賞10件（最優秀賞１件、優秀賞３件、各部門賞６件）を決定し発表した。最優秀賞は、NPO法人愛のまちエコ倶楽部（滋賀県東近江市）の「持続可能な地域を未来へつなぐ『菜の花エコプロジェクト』」。菜の花栽培を含む菜たね油の製造や廃食油の回収、バイオディーゼル燃料の精製などを行う地域内資源循環の取り組みで、NPO、市民、行政、専門家の協働で25年にわたり事業を継続している。

　優秀賞には株式会社イワイ（おむすび権兵衛、東京都品川区）、鈴の宿 登府屋旅館（山形県米沢市）、そこそこ農園（和歌山県那智勝浦町色川地区）の取り組みが選ばれた。部門賞では、企業部門で株式会社On-Co（三重県桑名市）の「空き家を活用して、挑戦を応援する『さかさま不動産』」の取り組みが受賞。この取り組みは、従来の不動産流通システムとは逆に、不動産を借りたい人の情報を掲載するマッチングサービスで空き家の資源活用などにつなげている。

　詳細は、https://www.env.go.jp/press/press_02431.htmlを参照。

　

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