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22年の出生数は80万人割れ、出生率は過去最低の1.26(厚労省人口動態統計)

 厚生労働省はこのほど、2022年の人口動態統計(概数)を取りまとめ、公表した。出生数は7年連続で減少。過去最少だった21年を4万875人下回る77万747人となり、初めて80万人台を割り込んだ。

 合計特殊出生率は過去最低の1.26で前年の1.30より0.4ポイント低下。都道府県別で、最も高かったのは沖縄県で1.70。次いで宮崎県1.63、鳥取県1.60、長崎県・島根県1.57の順で高くなっている。一方、最低は東京都の1.04。次いで、宮城県1.09、北海道1.12、埼玉県・神奈川県1.17の順で低い結果となった。

 死亡数は156万8961人で前年から12万9105人増加。死亡数から出生数を引いた人口の自然減は、前年より79万8214人減り、16年連続での減少となった。22年の死因の最多はがん(悪性新生物)の38万5787人(24.6%)。次いで、心疾患(高血圧性を除く)23万2879人(14.8%)、老衰17万9524人(11.4%)、脳血管疾患10万7473人(6.8%)の順で多くなっている。

 婚姻件数は50万4878組で前年より3740組増加。平均初婚年齢は夫31.1歳(前年比プラス0.1歳)、妻29.7歳(前年比プラス0.2歳)と男女ともに上昇した。一方、離婚件数は17万9096組で、前年から5288組減少している。

 詳細は、https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai22/index.htmlを参照。

 

 

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