スポーツ庁はこのほど、地域スポーツ資源を活用した国内外から選ばれる観光コンテンツの創出のためモデル事業を実施する「スポーツツーリズムコンテンツ創出事業」の公募を開始した。モデル事業は「アウトドアスポーツツーリズム」「武道ツーリズム」「アーバンスポーツ等の新しい分野のスポーツツーリズム」「デジタル技術の活用（武道ツーリズムコンテンツに限る）」などがテーマ。持続可能な取り組みであることや、日本らしいホスピタリティを含むことなどが条件となる。

　アウトドアスポーツでは、世界に優位性のある自然環境を活用したスノースポーツ、多島美や里山などの日本の景観・環境を楽しむハイキング・トレッキングやサイクリングなどのアウトドアスポーツと周遊観光などを組み合わせ、国内外旅行者の地方誘客促進の取り組みなどを想定。武道ツーリズムでは、日本発祥の武道と歴史・文化を組み合わせ、日本でしか体験することのできない希少価値の高いツーリズムコンテンツを創出する取り組みのほか、日本の著名な有段者によるオンライン指導の実施や、AR・VRなどの最新技術を活用した疑似体験コンテンツの整備など新たな収益コンテンツに発展させていくためのデジタル技術を活用した取り組みも対象とする。公募締め切りは5月12日。

　詳細は、https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/jsa_00207.htmlを参照。

 

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