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3月の訪日外国人数は181万7500人、米国は2019年比で15%増(JNTO)

 日本政府観光局(JNTO)は19日、3月の訪日外客数が181万7500人(推計値)となり、昨年10月の個人旅行再開以降で最高を記録したことを発表した。桜シーズンの訪⽇需要の高まりやクルーズ船の運航再開などの影響により、2019 年同月比では65.8%。米国をはじめとした欧米、豪州、中東地域からの旅行者などが大幅に増加し、全体を押し上げた。

 国・地域別では、韓国が46万6800人(2019年同月比79.7%)で最多。次いで、台湾27万8900人(同69.3%)、米国20万3000人(同115.0%)、香港14万4900人(同84.5%)、タイ10万8000人(同73.2%)、中国7万5700人(同11.0%)、ベトナム5万3600人(同111.9%)の順で多くなっている。

 訪日旅行市場の概況を見ると、日本路線の航空座席供給量は回復途上。物価の高騰や航空券代の高騰、航空・旅行会社を取り巻く人手不足などの課題が多くの市場で見られている。地域別では、韓国は、仁川~成田間の増便、金浦~羽田間の増便、台湾は、台北~小松間の復便、台北~羽田間の増便などもあり、日本への直行便数は回復傾向。米国は、帰国時の行動制限の継続などがあるものの、日本の水際規制緩和、桜シーズンによる訪日需要の高まり、クルーズ船の運航再開などの影響もあり、訪日外客数は2019年比で大きく増加した。

 詳細は、https://www.jnto.go.jp/news/press/20230419_monthly.htmlを参照。

 

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