経済産業省はこのほど、企業や経済団体などによる優れた教育支援活動を表彰する「第12回キャリア教育アワード」の受賞企業・団体を決定し、公表した。キャリア教育アワードは大企業の部・中小企業の部・コーディネーターの部の３部門で構成。各部門で最も優れた取り組みに経済産業大臣賞（最優秀賞）を授与する。今回、中小企業の部では株式会社ガイアックス（ガイアックス起業ゼミ～起業をテーマにした“ホンモノの”探究学習～）、コーディネーターの部では株式会社Study Valley（学校と社会を繋ぐ探究学習プラットフォーム「TimeTact」）が受賞。最優秀賞の中でも最も優れた取り組みとして、大企業の部の鹿島建設株式会社（未来の社会を考える探究型プログラム『100 年を創造するチカラ』）が大賞に選ばれた。

　また、同省と文部科学省、厚生労働省が共同で表彰する「第11回キャリア教育推進連携表彰」の受賞者も同時発表。同表彰は、教育関係者と行政、地域団体、経済団体などが連携・協働して行う優れたキャリア教育の取り組みを表彰するもので、今回は、大津市立葛川小・中学校 KCL（Know、Come、Live）プロジェクト（安曇川流域資源を生かした起業家精神育成の推進）が最優秀賞を受賞した。

　受賞企業・団体の表彰式は、2023年１月19日に文科省、厚労省、経産省が開催する「令和４年度キャリア教育推進連携シンポジウム」で行う予定。

　詳細は、https://www.meti.go.jp/press/2022/12/20221216003/20221216003.htmlを参照。

 

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