2021年7月27日 15:53
日本商工会議所はクラウドを活用して先進的な取り組みを実践している中小企業を表彰し、その事例を広めていくことを目的とする「全国中小企業クラウド実践大賞」の運営に参画している。これまで、同賞のコンテストに参加した受賞企業のうち、月刊『石垣』の「わが社もできるIT化」コーナーに掲載された企業の取り組み事例の概要を紹介する。
事例の詳細は、https://ab.jcci.or.jp/article/51205/を参照。今年度の全国中小企業クラウド実践大賞には8月13日まで、https://cloudinitiative.jp/から応募できる。
1.会社情報
・社名:株式会社航和(こうわ)
・所在地:岩手県岩手郡雫石町柿木5-4
・電話:019-692-3669
・HP:https://www.kouwa.iwate.jp/
・代表者:佐々木航 代表取締役
・従業員:67人
(※)月刊石垣2020年12月号時点のもの
2.経営課題
・離職率の高さ(28%)
・介護の仕事自体ではなく、付随する事務作業の多さに従業員が不満を抱いていた
3.採用した手段
・介護向けケア記録ソフトの導入による介護ケア作業のデジタル化
・クラウドツールを導入し、事務作業のクラウド化 等
4.効果
・ケア記録から介護請求書までの連動を実現
・職員一人当たり1日40分の作業時間の削減
・離職率が大幅に改善 (8%)
〇全国中小企業クラウド実践大賞 https://cloudinitiative.jp/
〇IT関連情報 https://www.jcci.or.jp/it/