2020年1月31日 13:00
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、情報セキュリティにおける脅威のうち、2019年に社会的影響が大きかったトピックなどを選出した「情報セキュリティ10大脅威2020」として順位を決定し、公表した。
「組織編」1位は「標的型攻撃による機密情報の窃取」、2位は「内部不正による情報漏えい」、3位は「ビジネスメール詐欺による金銭被害」がランクインした。また、昨年は、大規模自然災害や大手クラウドベンダーの人為的ミスによる長時間のサービス停止が発生したことなどから、「予期せぬIT基盤の障害に伴う業務停止」が6位にランクインしている。
<情報セキュリティ10大脅威2020 組織編>
1位 標的型攻撃による機密情報の窃取
2位 内部不正による情報漏えい
3位 ビジネスメール詐欺による金銭被害
4位 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
5位 ランサムウェアによる被害
6位 予期せぬIT基盤の障害に伴う業務停止
7位 不注意による情報漏えい(規則は遵守)
8位 インターネット上のサービスからの個人情報の窃取
9位 IoT機器の不正利用
10位 サービス妨害攻撃によるサービスの停止
詳細は、https://www.ipa.go.jp/about/press/20200129.html を参照。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) https://www.ipa.go.jp/index.html
中小企業関連 https://www.jcci.or.jp/sme/