「観光ビジョン実現プログラム2019」を策定（観光庁）

2019年6月20日 16:54

　政府はこのほど、今後1年を目途とした政府の観光政策の行動計画「観光ビジョン実現プログラム2019」を策定した。政府は、2016年に決定した「明日の日本を支える観光ビジョン」で、2020年の訪日外国人旅行者数4000万人、訪日外国人旅行消費額8兆円などの目標を掲げている。同プログラムには、目標実現に向け、多言語対応や無料Wi-Fi、キャッシュレスなどの受け入れ環境整備を早急に進めていくこと、国立博物館・美術館の夜間開館、寺泊や城泊、スノーリゾートの再生など、地域の新たな観光コンテンツの開発に取り組んでいくこと、観光地の整備に取り組む地域について、日本政府観光局がその魅力を海外に一元的に発信することとし、そのための体制強化を図っていくことなどを打ち出している。