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事業承継に関する調査結果を公表、廃業検討は23.4%(福井県連)

 福井県商工会議所連合会(八木誠一郎会頭(福井商工会議所会頭)・フクビ化学工業)はこのほど、事業承継に関する調査結果を公表した。後継者の状況については、「既に後継者が決まっている」が36.5%、「事業は承継したいがまだ後継者は決まっていない」は28.4%、「自分の代で廃業を検討している」は23.4%だった。廃業を検討している企業の経営状況は「黒字」が35.6%、「赤字」が30.8%で、挙げた理由としては「自分の代で事業を終えると決めていた」が37.2%で最多、「事業に将来性がない」が26.5%、「後継者候補がいない」が22.7%と続く。事業譲渡・譲受(M&A)については、「事業や従業員の雇用・顧客を引き継いでくれるなら譲渡を検討したい(売り)」が14.2%、「自社の業務と相乗効果があるのであれば譲受を検討したい(買い)」が13.2%だった。調査は、7月3~20日に県内7商工会議所の会員企業6600社に郵送し、1658社から回答を得た(回答率25.1%)。

 

   福井県商工会議所連合会http://www.fcci.or.jp/as/

   中小企業関連情報https://www.jcci.or.jp/sme/