天童商工会議所（山形県、野川勝弘会頭・野川商事）は10月16、17日、市内の全中学2年生を対象に地元企業をPRするイベント「～未来への歩み～地元企業を知ろうプロジェクト2023」を実施した。地元企業の魅力に触れることで職業や進路選択に役立て、地元への就労に対する興味・関心を高めてもらうことが目的。イベントで野川会頭は、「地元のたくさんの企業の話を聞いて、将来の進路や職業を考えるに当たり、興味・関心を高めてほしい」とあいさつした。期間中は、生徒520人と同所会員の32事業所が参加。生徒は会場に設置された企業別ブースを回り、具体的な仕事内容、企業の特徴や魅力などについて事業者からの説明を聞いた。

　参加企業からは、「若者の地元定着という観点で考えると、早い段階で地元企業・職業を知ることができる有意義な企画」など評価する声が聞かれた。一方生徒からは、「製薬業に興味を持った。自分の得意なことが生かせそうと思った」「医療系に行きたいと思っていたが、たくさんの企業の話を聞いて他の選択肢も増えたと思う」などの声が寄せられた。

 

（画像：地元企業の各ブースで熱心に説明を聞く参加生徒）

 　　　　

 

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