米沢商工会議所（山形県、加藤英樹会頭・税理士法人おおぞら総合会計事務所）は、9月15、16日に開催される地域一体型イベント「360°よねざわオープンファクトリー」に合わせ、「学生・保護者等対象バスツアー」と「山形大学工学部旧校舎×360°よねざわオープンファクトリー」を実施する。同イベントは、見学と体験を通して米沢の伝統に触れてもらおうと初めて企画。期間中は、繊維加工会社、酒造、飲食店など18企業の工場見学、ワークショップ、展示販売などを楽しめる。

　同所が15日に開催する高校生や大学生、保護者、教職員を対象にしたバスツアーは、米沢織の市内３企業を訪問し、糸を並べる、織る、染めるといった三つの工程の見学やハンカチ染めを体験できる内容。また、15、16の両日開催する国の重要文化財「山形大学工学部旧校舎」を活用したイベントでは、ファクトリー巡りのほか、繊維会社の社長や美術家などスペシャルゲストによるトークイベントで地域の産業を深く学ぶことができる。同所は、「地域の方や学生、市外の方にも米沢の魅力をくまなく届けたい。この機会に地域の産業をぜひ見学してほしい」と参加を呼び掛けている。

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