沼津商工会議所（静岡県、紅野正裕会頭・沼津信用金庫）はこのほど、市内事業者の従業員を対象に、機械加工や3D－CADなどの専門技術が学べる「若手技術者養成事業」を開催した。事業は、市内の工業・製造業事業所などにおける先端技術者や技術継承者を養成することが目的。専門的で先進的な技術・教職員・施設などを有する市内の国立沼津工業高等専門学校、静岡県立工科短期大学校と連携し、実習と座学による研修会を実施した。研修会では、機械部品のモデリングから機械工学の力学解析まで学べる「生産現場で活用できる３D-CAD入門（CAD/CAE）」と、汎用旋盤による加工実習を通じて加工方法などの基礎的な知識や技術を習得できる「機械加工入門（普通旋盤で学ぶ切削加工の基礎のきそ）」のコースを開設。参加者からは、「短時間で知識の習得ができたので大変満足」「道具の原理を知ることでより良い製品ができることを知った」「技術力向上のために頻繁に開催してほしい」などの声が寄せられた。

　詳細は、https://numazu-cci.or.jp/news/post-102.htmlを参照。

 

（画像：3D－CADを学ぶ参加者(左)と機械加工の実習(右)）

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

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