小牧商工会議所（愛知県、梶本一典会頭・CKD）はこのほど、市内事業者の事業継続計画策定を支援する冊子「事業継続計画（BCP）スタートブック」を作成した。スタートブックは、同所が昨年実施した「自然災害等に対する経営上の備えに関する意識調査」において、災害による経営リスクは意識しつつも、BCPの業務優先度の低さや作成ハードルの高さが策定を阻害していると回答した事業者が多かったことから、事業継続に必要な項目ごとに回答・記入をするだけで自社の計画を作成できる内容。五つのチェックポイント「人命を守る」「経営を守る」「情報を守る」「雇用を守る」「信頼を守る」に沿って自社の方針を記入していくことで、従業員の安否確認、情報資産バックアップや復旧先・顧客・取引先リストの作成など災害発生時に必要な取り組みを網羅した計画の策定が可能だ。　

併せて、スタートブックよりも簡単に取り組むことができるBCPへの第一歩としてPRリーフレットを作成したほか、冊子と連動したBCP特設サイトも開設。サイトには、説明動画のほか、チェックリストにクリックするだけでサイトでも簡単に事業継続能力を確認できる機能を搭載した。取り組みリストのダウンロードやスタートブックの申し込みはサイトから受け付けている。

　詳細は、http://www.komaki-cci.or.jp/bcpstartbook/を参照。

 

（画像：事業継続計画（BCP）スタートブック）

 

 

 

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