2021年1月12日 14:34
上田商工会議所(長野県、栁澤憲一郎会頭・上田ガス)は、「日本資本主義の父」と呼ばれ商工会議所の設立に関わった渋沢栄一が、青年時代、家業の藍玉(染料)の行商のため頻繁に信州上田を訪れ、正月には行く先々で雑煮を馳走になったとの逸話にちなみ、当時の一分銀二十五両包み(一分銀100枚を紙で包んだもので通称「切餅」)に見立てた「金銀出世切餅 壱部銀弐拾五両」をつくった。
渋沢栄一の生涯を描いたNHK大河ドラマ『青天を衝け』の2月14日の放送開始に合わせ、その功績や人となりを広く伝えたいと製造した。
また、1月6日から2月19日まで、同所1階ロビーで「信州上田と渋沢栄一企画展」を開催。渋沢栄一の生涯や上田とのつながりをまとめたパネル展示のほか、渋沢栄一が大正6(1917)年に講演会で上田地域を訪れた際に揮毫(きごう)した「温故而知新」の書などを展示している。
(写真左から、「金銀出世切餅 壱部銀弐拾五両」、展示会場、書の展示)
上田商工会議所http://www.ucci.or.jp/
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