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地域最前線

異業種の実験場を公開(大阪商工会議所など)

 大阪商工会議所(大阪府、尾崎裕会頭・大阪ガス)や中西金属工業、竹中工務店、日立製作所などでつくる委員会は11日、2021年春に開業する予定の異業種連携拠点「コモングラウンド・リビングラボ」を報道陣に公開し、異業種と連携してロボットや最新のデジタル技術の実証実験に取り組むと発表した。同委員会は、モノとデジタルが融合する基盤(プラットフォーム)を構築し、2025年大阪・関西万博での実現を目指す。

 実証実験の場となる「コモングラウンド・リビングラボ」は、趣旨に賛同した大阪市北区にある中西金属工業の本社敷地内に開設。実験場にはシェアオフィスなどがあり、料金を払って会員になれば利用できる。

 ラボの天井や壁には、全方位カメラや周囲の物体を検知するレーザー、センサーなどを設置。これらの機器から得られる情報を参加企業で共有し、ロボットの自律走行や、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を使った新サービスなどの実現可能性を探る。

 

 

 

   大阪商工会議所 http://www.osaka.cci.or.jp/

   地域振興情報 http://www.jcci.or.jp/region/