日本商工会議所と全国商工会議所女性会連合会(全商女性連)は９月15日、「第22回女性起業家大賞」の受賞者を発表した。最優秀賞には、株式会社シーダ(大阪府大阪市)の矢野ひとみ代表取締役社長が輝いた。その他、優秀賞２人、奨励賞２人、特別賞2人、エクセレント賞３人が選ばれた。

　最優秀賞の矢野さんは、コンタクトセンター業立ち上げ以来、社員教育に注力。スキル向上のみならず、人としての成長を促すことで、顧客の課題や心情を理解した丁寧・迅速・的確な対応を実現し、クライアントの信頼を構築した。また、社員全員が女性であり、半数以上が時短勤務であるなど、女性が働きやすい職場環境を実現している点などが高く評価された。

　女性起業家大賞は、女性ならではの視点で、革新的・創造的な企業の創業や経営を行い、事業を成功させている女性起業家を顕彰し、奨励・支援することを目的として2002年にスタート。最優秀賞と優秀賞を受賞した3人は、10月６日に新潟県新潟市で開催する「第55回全商女性連新潟全国大会」で表彰される予定となっている。

　詳細は、https://joseikai.jcci.or.jp/kigyoka/2023/kigyoka.htmlを参照。

 

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