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そろばんグランプリ2023 日本一決定戦は満点同士の時間勝負に

 日本商工会議所と一般社団法人日本珠算連盟は7月23日、兵庫県神戸市の神戸常盤アリーナで「そろばんグランプリジャパン2023」を開催した。大会には全国各地から都道府県大会を勝ち抜いた368人が集結。「ジュニア」(小学生以下)、「スクール」(中学・高校生)、「シニア」の3部門に分かれ、日頃の練習の成果を競い合った。

 各部門の参加者は、「ジュニア」が157人、「スクール」が146人、「シニア」が65人。総合競技1回戦では、「かけ算」「わり算」「みとり算」「かけ暗算」「わり暗算」「みとり暗算」の6種目で熱い戦いが繰り広げられた。

 日本一決定戦には、ジュニア12人、スクール11人、シニア12人が出場。熱戦の結果、ジュニア部門は降矢才馳選手(秋田市立高清水小学校)、スクール部門は辻窪凛音選手(早稲田大学系属早稲田実業学校高等部)、シニア部門は磯貝勇誠選手(京都大学)が日本一となった。ジュニア部門は300点満点が5名出たため、計算時間で優勝者が決定する大激戦。スクール部門、シニア部門も満点が2名ずつ出たが、それぞれ計算時間の短かった辻窪選手、磯貝選手が日本一の座に輝いた。

 また、全員参加の勝ち残り方式で「よみあげ算競技」「フラッシュ暗算競技」「よみあげ暗算競技」をあわせて開催。よみあげ算は西純平選手(関西学院大学)、小川理緒選手(東京大学)、フラッシュ暗算は杵川日向雅選手(名古屋工業大学)、よみあげ暗算は本間聖康選手(立命館大学)が、それぞれの競技の日本一に輝いた。

 大会終了後のインタビューで、シニア部門日本一の磯貝選手は、「力みすぎず、普段の力を出せば自ずと結果はついてくるという先輩からのアドバイスを頭に入れながら競技に臨んだ。実行できてよかった」と笑顔で語った。

 詳細は、https://www.shuzan.jp/kyougikai/soroban_gp/を参照。

 

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   商工会議所の検定試験https://www.kentei.ne.jp/