一般社団法人日本販売士協会（日販協）はこのほど、日本商工会議所からの委託を受け、今年度から実施している「日商キャリアアップ応援隊」事業の3地域における活動事例を公表した。同事業は、22年度まで実施していた「日商検定キャラバン隊」の後継事業で全国の教育機関（高校・専門学校・短期大学・大学など）における出前講義（授業）の実施により、学生の学習意欲を喚起し、キャリアアップを応援するもの。対象は、日商4検定（日商簿記、リテールマーケティング検定、日商PC検定、日商プログラミング検定）で、リテ－ルマーケティング（販売士）検定については、各地の登録講師、販売士協会の協力により実施している。

　滋賀県販売士協会は6月6日、滋賀県立大津商業高校（滋賀県大津市）で開講予定の「チャレンジ講座」（3級養成講習会）のガイダンスのため、総合ビジネス科2クラス計78人に対して授業を実施。検定概要、販売士有資格者の事例紹介の後、販売士検定の内容を解説した。

　東海販売士協会は6月14日、東海学園大学経営学部（愛知県みよし市）の4つのゼミに所属する3年生48人を対象にグループワークを取り入れながら販売士の魅力を伝える講義を実施した。また、川崎市立幸高校（神奈川県川崎市）では、夏休期間中の8月に日本大学商学部岸本ゼミのゼミ生による3級養成講習会を開催予定。6月7日に講習会のガイダンスを実施し、参加希望の生徒を募っている。

　詳細は、https://www.hanbaishi.com/news/14350を参照。

 

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