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日商ニュース

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの流行に備えて

 政府では、今夏にオーストラリアで新型コロナウイルス感染症との季節性インフルエンザの同時流行が発生したことから、我が国においても同時流行についての備えを呼びかけております。

 政府から企業・団体への協力依頼がありましたので、その内容をご連絡いたします。(資料1)

 

1. ワクチン接種への協力依頼

従来株とオミクロン株に対応した2価ワクチンの接種が開始されております。

事業者の皆様におかれましては、①従業員等に積極的な接種を呼びかけるとともに、②職場や団体等での接種を実施することや、③従業員等が接種時や接種後に発熱等の症状が出た際に、休暇を付与したり、労働時間を工夫したりすることにより、ワクチン接種をしやすいような環境整備へのご協力をお願いいたします。(資料2・3参照)。

※新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。

 

2. 同時流行のピーク時の対応協力依頼

ピーク時には、速やかに発熱外来を受診できない事態も想定されます。

政府からは、重症化リスクの高い方、低い方のそれぞれについて、標準的な外来受診・療養の流れのモデルが紹介されております。発熱時のセルフチェックのために、国が承認した抗原定性検査キットを予め準備しておくこと、自宅療養に備えて解熱鎮痛薬等を確保しておくことが呼びかけられております(資料4参照)。

事業者の皆様におかれましては、①職員が使用する抗原定性検査キットの準備、②欠勤等の際に診断書を求めないようにすることなどへの協力をお願いいたします。

 

○資料1

今秋以降の感染拡大期における感染対策について(政府新型コロナウイルス感染症対策分科会/2022年10月13日)

○資料2

オミクロン株に対応した2価ワクチンの接種が開始されます。(厚生労働省/2022年9月16日)

○資料3

ワクチンの種類が増えました。(厚生労働省/2022年10月7日)

○資料4

新型コロナ・インフルエンザの大規模な流行が同時期に起きる場合に備えた重症化リスクの高い方/低い方の外来受診・療養の流れ(イメージ) (2022年10月18日)

(参考)

業種別ガイドラインの見直し、業種別ガイドライン一覧について