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業況DIは、持ち直しの 動きもまだら模様。先行きは慎重な見方も、回復への期待感続く(LOBO調査2020年10月結果)

 日本商工会議所が30日に発表した10月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DIは▲50.2(前月比+6.3ポイント)。新型コロナウイルスの影響が長期化する中、巣ごもり需要の拡大に下支えされた飲食料品関連が堅調なほか、東京が追加された Go Toトラベルや Go Toイートの政策効果により宿泊業、飲食業でも利用客の増加がみられた。また、オンライン会議の普及などによるデジタル投資の増加を受け、電子部品製造業やソフトウェア関連で受注が伸びているほか、中国向けを中心に生産が回復しつつある自動車関連でも持ち直しの動きが続く。一方、衣料品や化粧品をはじめ、不要不急の商品を買い控えるなど、一部では消費者の生活防衛意識の高まりを指摘する声も聞かれており、コロナ禍からの回復に向けた動きはまだら模様の状況が続く 。
 先行き見通しDIは、▲38.0(今月比+12.2ポイント)。雇用維持や家賃負担軽減のための助成金など、政策効果が剥落した後の経営悪化や都市部から地方への感染再拡大への懸念が続く。一方で、年末年始を含む旅行需要の回復やGo To商店街などによる消費喚起への期待感もうかがえる。また、海外向けの自動車関連や、5G向けなど半導体関連、中国向けの工作機械の持ち直しに期待する声も聞かれた 。
なお、今月の付帯調査は、「新型コロナウイルスによる経営への影響」「同一労働同一賃金への対応状況」「2020年度の設備投資の動向」について実施。
 詳細は、LOBO調査ホームページ(https://cci-lobo.jcci.or.jp/)を参照。