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2005.06.08
◆「のこぎり屋根」活用策を発表
桐生商工会議所

 桐生市内に多く残る「のこぎり屋根」を活用し、まちおこしを目指すファッションタウン桐生推進協議会(事務局:桐生商工会議所)はこのほど、のこぎり屋根の活用策の報告書を発表した。「のこぎり屋根」は三角のギザギザ屋根で、電力供給が不安定だった明治時代に、北側から採光し、一日中変動の少ない明るさを保つために建てられた建築様式。報告書では、桐生市内各所に残っている237棟の「のこぎり屋根工場群」を産業遺産として保存し、活用させるための方策などを提案している。

  昨年、国の都市再生モデル事業の指定を受け、桐生商工会議所が実施した「のこぎり屋根工場群の活用による都市再生モデル調査」の結果によると、のこぎり屋根工場のほぼ半数が博物館や美容室などとして活用されているということが判明。同協議会では、その結果を受けて再生案を検討し、のこぎり屋根の認知度を高め、文化・芸術活動の創造の場または産業観光の核としての活用などを通じた都市再生の具体策を示している。

 今後は、活用について意欲を持つ事業者、貸し手と借り手の仲介業や市民・所有者間の市民ネットワーク「のこぎり屋根連絡協議会」の設立などの活動を予定。将来的には世界遺産登録も視野に入れている。