現在、財団法人札幌国際プラザ(北海道)で運用されている「外国語ボランティア制度」は、「“3C”(市民・コンベンション・コミュニケーション)による街づくり」の一つとして市民の皆さんにボランティア精神を発揮していただき、外国語を使って「国際交流とコンベンション」を支えるために昭和52年に設けられた制度である。
主な活動内容は、姉妹都市などの交流に関わる事業や、国際コンベンション支援活動(会議の同伴者プログラム、エクスカーションなどで札幌の案内、インフォメーションデスク、通訳補助)、市内3ヵ所にある外国人向け情報提供カウンターでの活動など。
平成15年10月現在で935人が登録し、登録言語数は20ヵ国語。試験は特にないが、15歳以上で外国語を使って十分にコミュニケーションが取れることが条件。年に2回、5月と9月が登録の時期となる。登録ボランティアの中には、13名の高校生も含まれ、春や夏など学校の長期休暇期間中に限り活動を行い、国際感覚を高めている。
詳細については、(財)札幌国際プラザ市民交流課(011-211-2105)まで。