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2003.3.25

◆食によるまちづくり「スローフード運動」を展開
気仙沼商工会議所

 伝統的な食文化を尊重し、安全で質の高い食材をまちづくりに活用しようと、気仙沼商工会議所(宮城県)などが推進する「スローフード運動」が注目を集めている。
 「スローフード運動」は、1980年代にイタリアで始まり、ファーストフードに象徴される味の画一化に対し、各地域に根ざしている伝統的な料理・食材を守るとともに、食事をゆっくり楽しみ、地元食材の価値を見直すことを目的としている。
 気仙沼市においては、1986年に「魚食健康都市」を宣言し、魚食を中心とした食文化を大切にしていこうという活動が行われていたが、近年さらにNPO法人などが中心となり2001年に食のまちづくり協議会が発足、昨年は食のまちづくりに関するフォーラムやコンテスト、子供向け料理教室の開催など、積極的な活動を展開している。また、同市議会ではこのほど、自然環境の保全、伝統的な食材・料理技法等の提供・保護や食を通じた教育活動の展開、食による相互交流の推進などを柱とした「スローフード都市宣言」を採択するなど、行政・市民が一体となり食を通じたまちづくりを目指す。
 気仙沼商工会議所では、「スローフード運動の展開により、水産都市としてのブランド力を高め、漁業や観光振興なども図っていきたい」と話している。

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