佐世保商工会議所(長崎県)などが貸し出しているミニチャレンジショップの集合体「99mart(クックマート)」で、長崎県立大学経済学部流通学科横森ゼミの学生33名がチャレンジショップに参画している。
「99mart(クックマート)」は、佐世保商工会議所が商店街の空き店舗を借り上げ、起業意欲のある人に無料で貸し出しているもので、平成14年7月から平成15年3月末までの期限で実施する市内初のチャレンジショップ。
ショップの名称は、佐世保を代表する観光地の一つである国立公園「九十九島」と「9」の文字を“おたまじゃくし”に見立て、これからカエルに成長する前の起業家の集まりという意味で、およそ130件の応募の中から学生らが共同で考案したものが採用された。
学生らは入居している22店の中の1店「茶心屋」を運営しており、長崎のお茶“世知原茶”やお菓子などを取り扱っている。商品の仕入れ、接客・販売などを分担して行っている。